小さい頃から12月のあわただしさが妙に好きだった。
冬休みはすぐそこ、クリスマスやお正月もやってくる。 街は赤・緑・白のクリスマスカラーや音楽に溢れ、心がうきうきしたものだった。 今もクリスマスケーキや、ご馳走満載の新聞のちらしに心躍るのは、その名残なのかも。
そんな私の塾生のひとりの園児が
「そうか、クリスマスの木だから、クリスマスツリーなんだ」と納得顔。
「となかいは何?」と聞いてくる。
“Reindeer”と答え
続いて“Where does Santa live?”・・サンタさんのおうちはどこ?・・を伝えた。
神妙に真似て繰り返している。 嬉しそう!
自分の中から湧いてくる興味を身につけようとしているその顔は、いつもより一層かわいらしく見え、私の顔もついほころんび、うきうき気分にさせてもらった。