おうどん

小さい頃、私は甘いものが嫌いで、ようかんやゼリー等、ほとんどのおやつと呼ばれる甘い菓子類が苦手だった。 そんな私のおやつと言えば おうどん だったかもしれない。

大阪の実家の傍においしいうどん屋さんがあり、祖母がよく連れて行ってくれた。 うどん好きの祖母は私が学校から帰るのを待っていてくれて、ナイスタイミングで誘ってくれる。 当然のことながら支払いはいつも祖母。 今更ではあるが散財させていたものだと思う。 好きなおうどんに払うお金は惜しくないとよく言ってたけど(笑)。

そんな私が、札幌ではじめておうどんを食べた40年前、黒っぽい汁の中でそばをうどんに代えただけなのは悲しかった。 かつおと昆布のだしが美味い黄金色のつゆ、関西風うどんは家で自ら作って食べることにしていた。

どころが今や190万都市に膨れ上がった札幌に関西風うどんを提供する店が進出してきて、だし文化が人気をはくしている。 数十年の時の流れは北国の食文化を多彩にしてくれて、美味しいおうどんをいつでもうどん屋さんで食べられるようになった。 私にとって実にありがたくうれしいことである。


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