「朝顔の花」

今日は秋を思わせるひんやりした朝だったが、我が家の朝顔が8つ咲いた。

窓越しに見える花の姿が好きで、毎夏育てている。 濃淡のピンク色で、白い縁取りがあるのも咲く。 花たちが織り成すグラデーションは絶妙で、その風情を私はかなり気に入っている。 毎年、去年採った種を蒔いているのだか、今年で一体何代目になったのやら。

窓を開けて、まじかに花を眺める。 朝の冷気に色が冴え瑞々しい。 葉陰につぼみが、いくつかある。 折りたたまれたままふっくらと出番を待っているのもかわいらしく、そのほどけ具合で明朝咲く数をいつも数える。

そんな朝顔に見とれる私の目に葉っぱや茎の上を忙しく動く一匹の蟻が。 以前読んだ、“最初の第一歩は左側の真ん中の脚” を確かめるべく目を凝らすが駄目、見えない。 

昆虫好きでもない私には無理と思いつつ、目を閉じ休めてから、またかわいい朝顔たちを見る。 明日も7つ咲いてくれそうだ、ゆく夏を惜しむように、北国の短い夏の終わりを彩るように。           


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