「秋です」

今年は秋が早い。 

万葉集では萩の花が一番多く詠まれ、源氏物語の中で使われる頻度の高い上位300語に秋が入っている。 秋をおおざっぱに分けると 9月を「はしり」、10月を「さかり」、11月を「なごり」、 と今朝の天声人語にあった。

古来より秋を好む日本人だけど、北海道と本州との季節は一ヶ月程ずれて、秋は短い。 11月に初雪が降り、日没は早く、午後4時以降は辺り一面暗くなり寒い。 秋のなごりを惜しむと言うより、冬の覚悟を強いられるときである。 晩秋から冬へ一気に加速する北国の11月は冬の「はしり」が似合うかも。

そんな北国人にとって、9月の好天は心踊る。 ジャガイモやたまねぎの収穫に沸き、こすもすが揺れ、ななかまどの実が紅や黄に染まる、季節の移ろうこのときを、私は大切に感じていたい。

快晴に恵まれた今日、秋を見つけにどこへ行こうか、何をしようか、実に悩ましい秋分の日の朝である。 


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