「意欲」

『積極的に何かをしようと思う気持ち』 と広辞苑に載っている。 わが子が意欲的に勉強に取り組む姿、これはほとんどの親にとって大変大きな喜びです。

では、その意欲を引き出すにはどんな育て方がいいのだろうか?

かってアメリカで、黒人が白人より知能が低いと考えられていて、学校の勉強も同じように勉強しても白人には及ばないという一般的な見方があり、偏見の一因にもなっていたと言う。

ところが、研究の結果、家庭におけることばの使い方に原因があったのがわかった。 体罰でしつける黒人家庭の親たちに、白人がしているようにことばで注意するよう指導したところ、そうして育った黒人の子は学校の勉強において白人の子と少しも遜色がないことが証明されたと言う。

仕事に追われて、ろくに子どもに話もしない、口を開けば文句を言い、叱るだけの親の子よりも、知的で教養のある家庭の子の方が多くの場合、学業がすぐれている。 それを人々は遺伝的なもとだと考えやすいが、やはり日常、家庭で使われていることばの違いに原因があるように思われる。

一体どんなことばを使うのか?

その昔 「ふろ、めし、寝る」とサラリーマン夫への不満の象徴だった単語だけを並べる・・これは会話ではない。

例えば 「学校で今日はこんなことがあって、私はこう思った。 けど、私と全く違う考えの子もいてびっくりしたよ」と。 5W1H 「いつ、どこで、だれが、なにを、どうして、どのように」を踏まえた親と子、家族の会話はどんどん弾んでいくはずです。 この会話こそが国語の読解力、ひいては好奇心や未知のことを学ぼうとする意欲につながっていくのです。

おとなも子どももゲームに夢中の昨今の世相ですが、お互いの表情を見ながら、家族が本音のことばをぶつけ話し合い、笑い合う。 こんな面白いゲームは他にないと思います。


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