「優劣のかなたで、学びひたる体験をさせたいのです」

「教材がその子に合った適切なもので、そして指導もまた適切な場合、一人一人の子が自分の力いっぱいに読み、調べ、学びます。 ほかの子どもと比べて、できるとかできないとかがまったく頭に浮かばないところに、しばし身を置いているのです。 それは、ほんのひとときで、また下品なことを考えたり、つまらないことにくよくよしたりするところに戻ってしまうでしょう。

けれども、たとえひとときであっても、そういう世界から離れた体験をさせることの値打ちは大きいと思います。 誰より優れているとか劣っているとか考えるのは、一種のゆるみです。 そんな優劣を超えた、いわば優劣のかなたで自分の学習にひたることが大切なのです。

そこでこそ子どもは成長し、その実感と喜びを知るのだと思います。」

☆自分の取り組みに一生懸命打ち込むことは本当に大切で、学びにひたる経験がある子どもは大人になってからも他人との優劣など浮かぶひまのない世界を目指すようになるでしょうね。 『授業の神様』と言われた国語教育研究家の大村はま先生の著書『灯し続けることば』を読み返していて、今回とても印象に残ったので紹介しました。 

 


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