公孫樹(いちょう)の木も箒(ほうき)になった

朝から12月とは思えない小春日和に恵まれ、久しぶりに散歩道へでかけた。

常緑針葉樹以外の木々は葉をほとんど落とし、ポプラの大木の枝先に残った枯葉がちらほら風に揺れていた。 どの木も葉に覆い隠されていた夏とは違い、枝自身の姿をさらけ出している。 

高村光太郎の「冬が来た」の詩の中に 「公孫樹の木も箒になった」 とあるが、私は毎年落ち葉のこの時期になると この表現を思い出しその的確さに感心する。

裸の木々の中、ななかまどの赤い実だけが木に残っており、食料不足の初冬に鳥が食べない程美味しくないのかと思いながら、落ちている真っ赤な実を拾って持ち帰り玄関に飾った。 お正月準備ができましたといわんばかりにその赤は玄関にぴったり似合っている。


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