葛飾北斎

今朝のテレビ番組日曜美術館で、葛飾北斎の晩年を紹介していたのですが、江戸時代に生きた彼が90歳で大往生したのを初めて知りました。

今でこそ80歳代が平均寿命の日本ですが、人生50年と言われていた当時、北斎が90歳まで生きたのは強く印象に残りました。

しかも70代以降の作品が異彩を放つ傑作ばかりだそうで、富岳八景に代表される波頭の描き方は鋭くて恐ろしいほどです。 実際40代の絵では波頭には目が向ない迫力の無いものでした。

臨終のとき、「もうあと5年、生きさせてくれたら画家になれたのに」と言い残したそうです。 いくつになっても自分の筆が思うように動かないことを悔やみ、「いまだに猫さえ描けない」と己のつたなさと戦っていたようです。

今では世界中に知れ渡っている葛飾北斎という偉大な画家の偉大さを垣間見た気のする朝のひとときでした。

 


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